自民党の中でも存在感を放ち、「女性初の総理候補」とも称される高市早苗さん。
信念を貫く政治姿勢で注目を集める一方、プライベートでは意外な人生ドラマを歩んでいます。元夫は同じく政治家の山本拓さん。
2004年に結婚し、政界きってのおしどり夫婦として知られましたが、2017年に離婚。
しかしその後、山本氏の病気をきっかけに再び寄り添い、2021年12月に再婚を果たしたと報じられています。
今回は、高市早苗さんの離婚理由である「政治的スタンスの違い」や、再婚に至った背景、そして2人の現在の関係について詳しく見ていきます。
高市早苗と山本拓の離婚理由は?― すれ違いと信念の衝突

離婚が公表された2017年、両者は「円満離婚」を掲げ、争いのない別れという形をとりました。
主な背景として語られてきたのは以下の点です。
- 政治活動と拠点の異なり:互いが国政に関わる日々を送り、拠点も福井(山本氏)・奈良など(高市氏)で異なるため、同居・生活を維持する時間が極めて限定的だったとされます。
- 政策信条・スタンスの違い:報道では、高市氏の保守強化・国家重視の姿勢と、山本氏のやや穏健・対話志向のスタンスとの間にズレがあったとの指摘があります。
- 議論できるパートナーであっても、根本的な信念の違いは簡単には埋めがたいものです。
- 役職・公務への専念:高市氏は総務大臣や政務調査会長など要職を歴任しており、政務優先の生活が続き、家庭よりも政治を第一とせざるを得ない状況になっていたことも、関係性に影響を及ぼしたでしょう。
それでも、離婚後に両者が口にしているのは「お互いを尊敬している」という言葉。

対立を前面に出すことなく別れを選べた背景には、互いの公的立場を尊重し合う成熟した価値観があったと考えられます。
高市早苗と山本拓は再婚したの?その理由が意外!

山本氏は昨年の衆院選で福井2区で落選。その後、脳梗塞を発症して右半身が動かない後遺症が残り、
高市氏が介護していることで政界では知られている。高市氏の夫は山本拓元衆院議員。山本氏の弟が高市氏の公設書を務めていたことが縁で04年に結婚。
調理師免許を持つ山本氏が高市氏の食事を作るなどのおしどり夫婦として知られていたが、
(スポニチアネックス)
17年に「互いの政治的スタンスの違いが理由」として突然離婚。
だが、21年12月に再婚し、この時、山本氏は高市姓となった。
まとめ

高市早苗さんと山本拓さんの関係は、まさに「政治と人生の交差点」を象徴するものといえるでしょう。
離婚理由は、政治的スタンスや生活拠点の違いによるすれ違いでしたが、根底には互いへの尊敬がありました。
その後、山本氏の病気をきっかけに再び支え合う関係となり、2021年に再婚を果たした2人。
立場や信念が異なっても、困難を乗り越え寄り添う姿勢は、多くの人に感動を与えています。まさに絆の強さを感じさせる夫婦といえるでしょう。





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